渡嘉敷村の地勢
地勢
那覇市の西方32キロの北緯26度11分36秒東経127度21分58秒(役場)の東シナ海に位置し、慶良間諸島の中で一番大きな島が渡嘉敷島で南北9キロ、東西2.8キロ、周囲25キロ、面積15.8平方キロメートルの南北に細長い島で、ほかに前島、神山島、ナガンヌ島、黒島、儀志布島など大小十余の無人島を含めて、総面積19.23平方キロメートルで渡嘉敷村は形成されています。前島はかつては人が住んでいましたが、台風災害や自然条件の厳しさから島での生活にみきりをつけ、昭和37年12月までには全員沖縄本島へ引揚げてしまい無人島になっています。

渡嘉敷島全景
渡嘉敷島は、中央部から北側にかけて200メートルを越す山々が連なり、その間にあるわずかな低地に渡嘉敷集落が形成されており、島の南側にかけてはだんだんと低くなっており南向きに開けたビーチの近くには阿波連集落が形成されています。中央の低地を除けば、山の急斜面や絶壁が海に迫り、険しい海岸線の所々に砂浜が形成されリーフが広がっています。海から望むと山がちな渡嘉敷島は中央部に阿良利山(海抜210.5メトール)、北に赤間山(227.3メートル、国立沖縄青年の家が所在)など、山深く渓谷が多いため水量が豊かで、古くから稲作が行われてきました。
渡嘉敷島の海岸線の大部分と儀志布島、離島、黒島、ハテ島、中島、城島等の無人島が沖縄海岸国定公園区域に指定され、自然環境の保全が図られています。

この記事に関するお問い合わせ先
渡嘉敷村役場
沖縄県島尻郡渡嘉敷村字渡嘉敷 183
電話:098-987-2321
更新日:2024年03月26日