渡嘉敷村の地勢

更新日:2024年03月26日

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地勢

那覇市の西方32キロの北緯26度11分36秒東経127度21分58秒(役場)の東シナ海に位置し、慶良間諸島の中で一番大きな島が渡嘉敷島で南北9キロ、東西2.8キロ、周囲25キロ、面積15.8平方キロメートルの南北に細長い島で、ほかに前島、神山島、ナガンヌ島、黒島、儀志布島など大小十余の無人島を含めて、総面積19.23平方キロメートルで渡嘉敷村は形成されています。前島はかつては人が住んでいましたが、台風災害や自然条件の厳しさから島での生活にみきりをつけ、昭和37年12月までには全員沖縄本島へ引揚げてしまい無人島になっています。

青い海に浮かぶ渡嘉敷島を上空から撮影した俯瞰写真

渡嘉敷島全景

渡嘉敷島は、中央部から北側にかけて200メートルを越す山々が連なり、その間にあるわずかな低地に渡嘉敷集落が形成されており、島の南側にかけてはだんだんと低くなっており南向きに開けたビーチの近くには阿波連集落が形成されています。中央の低地を除けば、山の急斜面や絶壁が海に迫り、険しい海岸線の所々に砂浜が形成されリーフが広がっています。海から望むと山がちな渡嘉敷島は中央部に阿良利山(海抜210.5メトール)、北に赤間山(227.3メートル、国立沖縄青年の家が所在)など、山深く渓谷が多いため水量が豊かで、古くから稲作が行われてきました。

渡嘉敷島の海岸線の大部分と儀志布島、離島、黒島、ハテ島、中島、城島等の無人島が沖縄海岸国定公園区域に指定され、自然環境の保全が図られています。

渡嘉敷村に属する島々の位置と主要な地域や施設の名称が記載された渡嘉敷村略図

この記事に関するお問い合わせ先

渡嘉敷村役場

沖縄県島尻郡渡嘉敷村字渡嘉敷 183

電話:098-987-2321