ホエールウォッチングの際に(2)
ホエールウォッチングをする船のルール
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ホエ-ルウォチングを行う際の船の行動について |
![]() こうしてください |
![]() 鯨の斜め後(50m)を走らせて下さい。こうする事によって鯨は自分の進む方向に自由に変えられます。1頭または1群の鯨に対してウォッチングボートは3隻までにし、時間は1時間以内にして下さい。それ以外の船は100m以上離れていて下さい。 |
![]() 子供の鯨の100m以内には近づかないでください。時間を1時間以内にして下さい。生まれたばかりの子供を連れた鯨は海岸線に沿ってゆっくりと移動するのが見られます。子供は母親よりも余計に息をしなければなりません。 |
![]() もし、鯨がすぐそばにいるか、来てしまった場合すみやかにエンジンをニュートラルにして下さい。多くの鯨が船のスクリューによって傷つけられています。 |
![]() 陸や浅いリーフに鯨が来た場合、船は陸側に沿って走らせて下さい。 |
![]() こうしてはいけません |
![]() 鯨を囲むように、又は並ぶように船を走らせないで下さい。こうすると鯨はひとつの方向に追われることになってしまいます。鯨の周囲を旋回しないで下さい。鯨は囲まれたと思い、怖がるか、怒りだしてしまいます。 |
![]() 決して船を子鯨と母鯨の間にには置かないで下さい。子鯨と母鯨が離ればなれになると授乳できずに死んでしまいます。子鯨は大切で貴重な次の世代です。どうか子鯨には、十分に気をつけて下さい。 |
![]() 決して鯨の前を走ったり、横切ったり、突っ込んだりしないで下さい。船の進行方向スピードは一定に保って下さい。急、または、頻繁な船のスピードやギアのチェンジは海面下で大きな騒音を起こし、鯨を怖がらせたり怒らせることになります。 |
![]() 鯨を、陸や浅いリーフと船との間に、はさんだり、追い込んだりしないで下さい。 |
出典:渡嘉敷村商工会発行「鯨海峡くじらウォッチング」より