ヤマモモ
春の野山の贈り物
3月~4月に、直径15mm程の実をつけます。赤色よりややくすんで黒ずんだものが食べ頃です。雄花と雌花が別の木に咲く雌雄異株で、実のなる木とならない木があります。酸性土壌によく生育しますが他の土壌や低湿地、乾燥地でも生育します。 収穫したヤマモモは、直接食べても甘ずっぱくておいしいのですが、泡盛に氷砂糖と一緒につけ込んでモモ酒をつくります。島のおばあちゃんたちは、思い思いにつけ、旧暦の3月4日の浜下り行事の振る舞い酒にします。ヤマモモ狩りで気をつけたいのはハブです。実を食べに来る鳥を狙って枝上にいることもよくありますので、気をつけましょう。 |