リュウキュウアカショウビン
目がよすぎるための悲劇、ガラスに衝突
夏に「キョロロローキョロロロー」という特徴的な鳴き声が、林内で朝夕とくによく聞こえます。全長30cm程度でヒヨドリ程の大きさです。体の割にくちばしが太く鮮やかなオレンジ色で木や電線に止まっている姿はよく目立ちます。 この鳥はよく事故に遭います。交通事故ではなく、建物のガラスに衝突するのです。目がよく建物の反対側の風景まで見えてしまったり、ガラスに映る風景に飛び込んでしまうことがよくあるそうです。外敵に襲われそうになったときなどにはあわてて、急飛行でぶつかるのです。目がよすぎるための不幸とも言えます。その他、ヒヨドリ・スズメ・キジバト・ズアカアオバトなどもガラスに衝突することがあります。 |