2012-02-20
県内最古の土器発見
阿波連部落の南東、ウン島近くで発見された船越原遺跡は、今から約7000年前の遺跡で、爪型文土器(つめがたもんどき)やヤブチ式土器、曽畑(そばた)式土器が出土しています。爪型文土器は、土器の表面全体に爪の模様が施された深鉢形の土器で、北は青森県から南は九州まで広く分布する縄文時代早期の土器です。この土器は、沖縄本島各地にも分布しており、渡嘉敷島が一番南の端で、宮古・八重山では発見されていません。今のところ沖縄で発見された土器で、一番古い土器といわれています。