渡嘉敷のまつり
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浜下り(はまうい) |
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浜下りとは女性のまつり。本土で言うところのひな祭り。 字(あざ)渡嘉敷の浜下りは、毎年、旧暦の3月4日に、字阿波連は旧暦の3月3日にそれぞれ執り行われる。字渡嘉敷の浜下りは、渡嘉敷港に住民が集い、ご馳走を持ち寄って宴会を張る。同日、渡嘉敷村体育協会主催の爬竜船競漕(ハ-リ-)が行われる。阿波連の浜下りは、阿波連ビーチの向いにある小島・「ハナリ島」に船で渡り、住民こぞってご馳走を持ち合い、宴会を張る。
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阿波連ハーリー |
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阿波連は、現在観光地としてにぎわっていますが、その昔琉球王府時代には、座間味島の阿護の浦と同じように、那覇を出航して唐(現在の中国、当時の明や清)に行く進貢船が停泊し風待ちをしたところしてもしられています。その頃すでに行われていたといわれる伝統行事のひとつが、毎年旧暦の5月4日に行われるハーリーです。
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字渡嘉敷部落の綱引き |
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渡嘉敷は、昔から半農半漁の村で、明治から昭和の中頃にかけて鰹漁が盛んに行われ、加工したなまり節や鰹節は、本島でも人気があり高値で取り引きされたという。また集落の西側の山裾に広がる水田地帯では古くから稲作が行われ、毎年旧暦6月25日には、集落を東西に二分し、一期作に刈り取られた藁を持ち寄って朝から綱をない、その日の夕方にはその綱をひくといういにしえからの伝統を、いまも引き継いでいる。
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